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国立国会図書館サーチ
2012年1月6日に国立国会図書館サーチが正式サービスとなりました。
あらゆる文献を豊富なデータベースから検索できます。
■82個のデータベースから集めた、6900万件の文献情報が検索可能。
さらに、126個のデータベースを横断検索(各図書館の文献を一括して検索できること)できます。
■検索対象は、国立国会図書館、都道府県立図書館、国立情報学研究所、国立公文書館、国立美術館、民間電子書籍サイト等の、蔵書・出版目録、デジタル資料、立法情報、CiNii、レファレンス事例等の208個のデータベースです。
たとえば、検索対象を『すべて』にし、「赤毛のアン」を検索した場合。
結果は、全1160件。
資料種別、データベース別、所蔵館別、出版年別、分類別と特徴語(実証実験)別と表示されます。
資料種別だけでも、
本(1018件)
記事論文(83件)
児童書(427件)
デジタル資料(105件)
その他(47件)
と豊富な内容です。
また、「録音資料」などもあり、「赤毛のアン」の録音資料（おはなしCD？）が、国会図書館で借りられるとは知らなかったので、子供の学習などに役立ちそうです。
検索結果に請求記号が表示されるので、国会図書館へ行って、すぐにこの番号で請求するとあいていれば、借りられるという便利なシステムです。
所蔵館別の検索結果は、最寄りの図書館を登録しておけば、近所の図書館の検索も可能です。
検索には「簡易検索」「詳細検索」「障害者向け資料検索」とあるので、
各の用途にあわせて、目的に応じた検索結果を得られます。
簡易検索から、「ドグラマグラ」を「デジタル資料」を選んで検索してみると、青空文庫、JAIRO、CiNii等の検索結果が得られます。
青空文庫だと、そのままネットで読めるので、大変に便利です。また、JAIROの検索結果からは、論文がDLできて読めます。自分の好きな作家が、大学などでどのような研究をされ、論文を書かれているかは興味深いです。
図書以外にも、国会会議検索システムや帝国議会会議録検索システム、アジア歴史資料データベースも検索対象となり、宿題や論文作成にも役立ちそうですね。
また本のタイトルだけでなく、目次や本文からの検索も可能となります。
知らない本を探すこともできるので、より目的にあった書籍を探すのに役立ちそうです。オンラインブックストアへのナビゲートもついていますので、近くの図書館になくても購入が可能な場合もありそうです。