電子書籍について


電子書籍とは

電子書籍とは、スマートフォンやタブレット、パソコン等どの端末でも読むことが可能な書籍のことです。専用の電子書籍リーダーアプリやブラウザ上から、どこでも簡単に読むことができます。

自身の作品や著作物もEPUB等の形式に変換することで電子書籍化することが可能となり、また、オンラインプラットフォームや電子書店に配信し、より幅広い読者に対して公開することが可能となります。

そして電子書籍化することで、これまでの紙の書籍とは違う様々な新しい活用方法が生まれます。自身のアイディア次第で、多くの現場への導入や新しいサービスへの活用が可能となります。

電子書籍

電子書籍制作の流れ

01┃お問い合わせ/お見積もり(無料)

ご希望に合わせてお見積もり致します。(ご指定が無ければ電子書籍フォーマットはEPUBでのお見積もりになります。)初めてでご不安がある場合には、書籍概要をお伝え頂ければご提案も致しますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。


02ご発注/データのご送付

お見積もりやご提案にご納得頂けましたら、ご発注とデータのご送付をお願い致します。


03データ制作

各種データを制作致します。これ以降、お客様都合による追加の修正・変更が発生した場合はオプションとして追加料金を頂きます。


04ご確認/修正

完成しましたらWEB上でご確認頂きます。お客様都合による追加の修正・変更が発生した場合は追加料金を頂きますが、弊社のミスによる修正は都度無料にて対応致します。


05データ納品

お客様の最終確認完了後、納品致します。納品後に弊社のミスによる修正が必要な箇所が発見された場合には、3ヶ月間無料にて対応致します。

電子書籍化の注意点

  • 電子書籍フォーマットと互換性

電子書籍フォーマットとは、電子書籍を読む際に使用する規格のことです。このフォーマットには様々な種類があり、電子書籍サイトやリーダーアプリによって対応するフォーマットも変わってきます。この為、電子書籍を作成する際にはどのフォーマットにするか選択する必要があります。

一般的な電子書籍フォーマットにはadobeの提供するPDFや、Kindleで使用出来るMOBI・AZWなどがありますが、現在の主流は世界的に使用されているEPUBです。プラットフォームで互換性を確保するために、どのフォーマットで作成するのか検討してみましょう。

詳しくは下記「電子書籍フォーマットの分類」をご参照下さい。

  • レイアウト方式の違い

電子書籍は、異なる画面サイズや解像度のデバイスで表示されるため、レイアウトやデザインの調整が重要になってきます。

テキスト主体の書籍であれば、デバイスやソフトの設定に応じてフォントサイズや行間を変えて表示出来るリフロー性がある可変レイアウト方式が良いでしょう。

逆に、雑誌や漫画のようなレイアウトを崩すと読みにくくなる書籍の場合は、固定レイアウト方式が最適です。

書籍の種類に応じて最適なレイアウト方式を選びましょう。

  • 著作権とライセンス

電子書籍化する前に、著作権やライセンスに関する法的な規定に注意する必要があります。必要な場合は、適切な許可を取得しましょう。

  • 配信元の比較検討

電子書籍を配信するプラットフォームや電子書籍サイトを選択する際には、人気コンテンツの販売数やサービス内容、使いやすさや販売手数料等をよく比較検討するようにしましょう。また、自分の配信したい書籍のジャンルを得意とする配信元を選ぶようにしましょう。

電子書籍フォーマットの分類

電子書籍の主要なフォーマットには、EPUB、PDF、MOBIなど様々な種類があります。それぞれのフォーマットの特徴を以下で説明します。

EPUB電子書籍の標準的なフォーマットであり、多くのデバイスでサポートされています。EPUBではテキストや画像の自動リフローも可能であり、異なる画面サイズや解像度に応じて最適な表示を行うことが出来ます。また、画像・音声・動画・リンクなどの要素を組み込むことも出来ます。 EPUBのファイル構造はHTMLをベースにしているため、Webの構造が大きく変わらない限り今後デバイス側の問題で読めなくなることはまずありません。
PDFAdobeシステムズが開発したフォーマットで、多くのデバイスで広く使用されています。PDFは固定レイアウト方式であり、雑誌のような複雑なデザインやレイアウトをそのまま維持することが可能です。また、紙の印刷物に近い体裁を持っている為、印刷形式として使われることが多いフォーマットです。
MOBIAmazonのKindleストア・デバイスで使用されるフォーマットの1つです。EPUBと同じくHTMLをベースにしている為、基本的にはEPUBとある程度互換性があるとされています。2021年8月にはKindleでのリフロー型電子書籍におけるMOBI使用廃止を発表しており、今後はKindleでもEPUBへ移行していく流れとなっています。
AZWAmazonのKindle専用の電子書籍フォーマットであり、MOBI形式をベースとしてAmazonが独自に拡張したフォーマットです。表示はリフロー型が基本となります。
XMDFシャープが開発した電子書籍用のフォーマットです。主に日本の電子書籍市場で広く利用されており、小説・実用書などの文字中心の電子書籍からコミックまで、豊富な採用実績があります。表示はリフロー型が基本となります。